石井造園株式会社
横浜市栄区で造園業を営む石井造園株式会社は、社員十数名という規模の中小企業でありながら、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる国際的認証「B Corp」を国内で2番目に取得した、知る人ぞ知るサステナビリティ先進企業です。2008年からのCO₂排出量の可視化や、実質的な100%カーボンオフセットの実施など、大企業に先んじて環境経営を取り入れてきた同社の在り方には、明日から実践できるサステナビリティ経営のヒントが詰まっています。

●利益とは「お客様からの『ありがとう』の質×量」である
石井造園の経営理念は「企業活動を通して、幸せを共有する企業を目指す」ことです。環境保全を含むCSR(企業の社会的責任)活動を進める上で、コンプライアンス(法令遵守)は当然のこととして、「事後に発覚して格好悪いと思われるようなことは絶対にしない」ことを宣言しています。
同社の経営姿勢を象徴するのが、独自の「利益」の定義です。代表取締役の石井直樹氏は「私達にとっての『利益』とは、売上から経費を引いた残りではなく、お客様からの『ありがとう』の質と量のかけ算だと考えています。そして、売上はこうした『ありがとう』につながる、未来からの期待値なのです。」と語ります。更には、CSR 活動の成果は、いつ現れるかわからない「ご利益」のようなものだと捉え、日々徳を積み、地域社会に恥じないあり方を貫く―こうした考え方が、同社のすべての活動の揺るぎない土台となっています。
●合言葉は「ついでに、無理なく、達成感」
環境活動や社会貢献を長く続けるために、石井造園が合言葉として掲げるのが「ついでに、無理なく、達成感のある活動」です。
・ついでに:本業を通じた活動であること。
・無理なく:時間とお金をかけすぎないこと。
・達成感:小さなガッツポーズが取れるような活動であること。
「環境のために!」と気負って専門外の分野に手を出したり、大きな予算や時間を割くのではなく、日々の業務の延長線上で、担当者が小さな喜びや達成感を得られる活動をコツコツ続ける。それがやがて、多様なステークホルダーを巻き込む大きな運動へと展開していく。中小企業にとって、多額の投資や負担を伴う活動は長続きしません。本業の「ついで」に「無理なく」行う小さな活動を続けることが、長続きさせる秘訣なのだと、石井社長は語ります。

●カーボンオフセット「知ってしまったら、やらないわけにはいかない」
石井造園は、2008年という早い段階から自社のCO₂排出量を算定して公開し、2015年からは100%カーボンオフセット(排出量実質ゼロ)を達成しています。
「CO₂排出量の算定は、実はとても簡単なんです。日々の伝票から燃料使用量を集計し、排出係数をかけるだけで算出できるのですから。」と語る石井社長。排出量の算定と公開を始めた2008年当時は、それを公表することが企業として正しいことなのか、石井社長自身もはっきりとは分かっていなかったといいます。それでも取り組みに踏み切った背景には、「後で誰かに知られた時に『ずっと前からやっていたなんて、格好いいな』と言われたい」という、シンプルで純粋な思いがありました。・・・(続きは以下のボタンから)
【石井造園株式会社】
〒247-0006 神奈川県横浜市栄区笠間4-11-5(TEL 045-891-1501 / FAX 045-891-2785)
・石井造園株式会社のHPはこちら→https://www.ishii-zouen.co.jp/
【地域コミュニティのプラットフォーム「UCHISOTO CAFE(ウチソトカフェ)」】
実は石井造園はカフェの運営も行っています。「インサイド(内)とアウトサイド(外)を繋ぐ」をコンセプトに誕生した「UCHISOTO CAFE(ウチソトカフェ)」は、建物と庭という物理的な「際(きわ)」だけでなく、「自分と他者」や「企業と地域社会」の境界をラフに行き来できるプラットフォームとして親しまれ、現在は町内会の会議の活動拠点として活用されるなど、地域コミュニティの活性化に貢献しています。
・「UCHISOTO CAFE(ウチソトカフェ)HPはこちら→https://uchisotocafe.com/
・「UCHISOTO CAFE(ウチソトカフェ)インスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/uchisoto_cafe/



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