環境保全の取り組み

【ダイジェスト版】「厄介者」の放置竹林を新たな「地域の原動力」へ。ハマチクラボが取り組む、竹を中心としたコミュニティ&サーキュラーエコノミー

一般社団法人横浜竹林研究所

地域社会への貢献
自然共生
資源循環

いま、日本各地で深刻な課題となっている「竹害(放置竹林問題)」。この社会課題に対し、「美味しく食べて竹林整備」を合言葉に、都市部の横浜から解決策を提示しているのが「一般社団法人横浜竹林研究所(以下:ハマチクラボ)」です。厄介者である竹林を資源に変え、ビジネスやコミュニティを活かした「循環」を生み出す彼らの挑戦に迫ります。

●横浜の竹林を活用し、人と地域と笑顔をつなぐ

ハマチクラボは、「横浜の竹林を活用し、人と地域と笑顔をつなぐ」をビジョンに掲げ、2023年12月に設立されました。 設立のきっかけは、不動産企画プロデューサーである山本ルリ氏(理事)が、ある地主から「裏山にたけのこが大量に生えて手に負えない」と竹林管理の相談を受けたことでした。山本氏は、2017年に立ち上がった、放置竹林の整備により伐採した竹を、メンマ等食の資源として活かす「純国産メンマプロジェクト」との出会いを通じて、横浜においてもこうした取り組みができないか、という構想を抱きました。そこに、実家の惣菜店の人気メニューだったメンマの味を受け継ぎ、自身が運営するカフェで提供していた小林隆志氏(代表理事)が合流、さらにはブランドやプロダクトのデザインを担う建築家の若林拓哉氏(理事)が加わり、それぞれの専門性と想いが掛け合わさることで、社会課題解決とビジネスを両立させる組織が誕生しました。

左から山本氏、小林氏、若林氏

●「ハマのメンマ」~竹林整備を通じたコミュニティの創出

ハマチクラボの中核事業は、都市部に小規模に点在する放置竹林の整備です。春に伐採した幼竹を「ハマのメンマ」として加工・販売するほか、ワークショップとして筍掘りからメンマ造り、竹遊び、竹炭造りまでを年間を通じて実施し、竹林を「人がつながる場」へと変えています。
竹林を整備して明るくすることで、景観が改善されるだけでなく、不法投棄が減るなどの効果もあり、こうした面でも地域コミュニティに貢献しています。

放置竹林の様子

●レポート:現場で体験!誰もが楽しく参加できる仕組み

今回、『かんきょう横浜』広報部会事務局では、たけのこから少し成長した若い竹(幼竹)の皮むきから塩漬けまでの作業を体験してきました。
まず、作業場に到着して驚いたのは、幼竹の大きさです。幼竹といいつつも、その長さは1〜1.5mと、人の身長ほどのものもあります。こうした幼竹を、一日平均約100本もの量を収穫し、100kg分の塩漬けを作るそうです(竹の可食部は50%程度のため、100kgの塩漬けは約200kg分の竹林整備と資源化に相当)。
小林氏より、本日の作業について一通りの説明を受けた後、早速作業に取り掛かります。まずは・・・(続きは以下のボタンから)

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